投稿日:2025.07.04 更新日:2025.07.04
退職を言い出せない時の対処法!仕事を辞めたいのに言えないなら必見
会社を辞めたい、新しい仕事をしたいと考えているけど、なかなか退職を言い出すのが怖かったり、タイミングがないことってありますよね。
「上司が怖くて退職を言い出せない」
「職場の雰囲気が退職を言い出せるような環境ではない」
「辞めたいなと思っているけど、なかなか退職を言い出せない」
そこで、この記事では退職を言い出せない時の対処法についてまとめて解説していきます。
どのような心構えで退職を言い出せばいいのか、どのような理由で退職を切り出せばいいのか。
また、どうしても会社を辞めたいけど退職を言い出せない場合の今すぐの解決法も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
イマスグヤメタイでは、退職を言い出せない人の代わりに会社に退職の通知を行っております。
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退職を言い出せない人は実は多い
ます最初に、退職を言い出せずに悩んでいるのは自分だけではなく、世の中には多くの人が退職を考えているけど言い出せずに悩んでおります。
「こんな職場辞めたいなぁ……」という抽象的なものから、「転職するためにきちんと退職したいが言い出せない」など。
退職を言い出せない人は、辞めたい理由・程度・状況もさまざまです。
中には、数か月、あるいは年単位で悩み続けてしまう人も少なくありません。
退職の意思を伝えるのが難しい理由には、人間関係や職場環境、心情的なハードルが複雑に絡み合っています。
そこで、まずは退職を言い出せない代表的な理由を解説し、それに応じた具体的な対処法も紹介します。
まずは、自分がなぜ退職を切り出せないのか、理由を明確にするところから始めましょう。
退職を言い出せない理由
退職を言い出せない理由は人それぞれですが、大きく分類すると共通点があります。
心理的なプレッシャー、職場での人間関係、周囲への配慮、上司への恐れなどが主な要因です。
自分がなぜ言い出せないのかを整理することで、適切な対処法を見つける手がかりになりますので、しっかりとなぜ退職を言い出せないのかの自分なりの理由を把握しましょう。
以下では、特によくある5つの理由について詳しく解説しますので、当てはまる項目があるかどうか、確認してみてください。
パワハラやセクハラにより言い出せない
退職したい理由がパワハラやセクハラである場合に、退職したいと言い出せないことが多々あります。
この場合
「退職を切り出すことで、さらにパワハラやセクハラがエスカレートするのではないか」
「話し合いが通じる相手ではない」
といった強い不安や恐怖心から、退職したいと言い出せなくないことが多いです。
また、社内でパワハラ・セクハラを容認するような空気がある場合には、周囲に相談しても
「誰に相談してもまともに取り合ってもらえないのではないか」
「逆に自分が悪者にされるのではないか」
と感じてしまい退職を言い出せないことがあります。
後ほどパワハラやセクハラにより退職を言い出せない場合の対処法も解説しますので、参考にしてもらえたらと思います。
同僚に迷惑をかけそうで言い出せない
「自分が辞めたら周りに迷惑がかかる」
「忙しい時期だから辞めづらい」
といった理由で退職をためらう人も多いです。
昨今人手不足は会社・職場によっては倒産の原因となるほどに深刻です。
シフト制などで自分が居ないと同僚や上長がその埋め合わせをしなければならなくなります。
少人数の職場で同僚や上長と仲良く仕事をしているような場合には、辞めることによって人間関係にヒビが入ってしまう可能性もあります。
その結果、なかなか退職を言い出せないことがあります。
引き止められそうで言い出せない
退職の意思をほのめかすと引き止められそうで言い出せないことが原因で退職を言い出せないことがあります。
「うちの会社にはあなたが必要だ」
「もう少し頑張ってみたら?」
など退職者を出したくない場合には会社はあの手この手で退職を阻止しようとします。
特に人手不足の職場や、長く働いていた場合は「辞められたら困る」としつこく言われることがあります。
すでに同僚が退職を試みようとして何度も何度も止められているのを過去に見たことがあると、嫌な気持ちになり退職を言い出せないことがあります。
こんな理由で辞めていいのか悩んで言い出せない
こんな理由で辞めていいのか?と悩んで言い出せないという人もいます。
「朝起きるのがつらい」
「通勤がしんどいだけ」
「今の仕事が合っていない気がする」
などが原因で辞めたいという場合があります。
このような悩みは一般的には人に理解されづらく、同僚や上司に相談しても「そんなことで辞めるのか?」と一笑に付されかねません。
本人にとっては真摯な問題ですが周りに理解されないと考え、退職を言い出せないことがあります。
退職するまで気まずくなりそうで言い出せない
退職を伝えたあと、実際に辞めるまでの間が気まずくなりそうで、なかなか切り出せないという悩みもあります。
特に退職の意志を早めに伝えた場合、
「あと1〜3ヶ月は出社してほしい」
「引き継ぎが終わるまでは残ってほしい」
と言われることもあり、実際に辞めるまでの間気まずい思いをするのが嫌で退職を言い出せないことがあります。
また、辞めるのをほのめかした時から給与などの待遇を変更することを打診されることもあり、結局辞めにくいと感じることもあるでしょう。
退職を言いづらいのは自分の責任ではない
上記のような理由によって退職を言い出せないケースというのが多々あり、それ以外の理由もあるかもしれません。
ただ、一つ考えなくてはいけないのは、退職を言い出しにくいのは、決してあなた自身のせいではないということです。
多くの人が「迷惑をかけるのでは」「わがままと思われるのでは」と悩みますが、退職する自由は労働者に保障された正当な権利です。
たとえパワハラやセクハラなどのハラスメント、あるいは退職希望を無視されるような職場環境が理由であっても、それは職場側の問題であり、あなたが責任を感じる必要はありません。
民法上、退職の意思を伝えれば2週間で辞めることが可能とされており、会社の同意がなくても退職は成立します。
言い出しづらさを無理に我慢するよりも、自分の心と体を守るために、勇気を出して行動することが大切なのです。
それでも、環境や周りの人のことを考えて会社を辞めたいけど退職を言い出せない場合もあるでしょう。
そこで、次に仕事を辞めたいのに言えない場合の対処法について解説していきます。
仕事を辞めたいのに言えない対処法
仕事を辞めたいのに言えずに退職を先延ばしにしても状況は改善されないことが多く、むしろ心身に大きな負担を与えてしまう可能性があります。
そこで、退職を言い出しにくい人に向けた現実的な対処法を紹介します。
退職代行を使って仕事を辞める
退職の意思を伝えることがどうしても難しい場合、退職代行を利用するのが有効な選択肢です。
上司が怖くて言い出せない、何度伝えても退職をはぐらかされる、あるいはパワハラ・セクハラで正常なコミュニケーションができない環境にいる場合、自分一人で退職を切り出すのは大きなストレスになります。
退職代行を使えば、専門の業者が自分に代わって会社と連絡を取り、退職手続きを進めてくれます。
出社せずに辞めることができ、会社からの連絡もすべて代行業者が受けてくれるため、精神的な負担を最小限に抑えることができます。
退職届を書いて言いづらい人とは別の人に渡す
直属の上司に退職を言い出しにくい場合は、他の信頼できる上司や人事部に退職届を提出するという方法もあります。
特に、パワハラ・セクハラの加害者が直属の上司である場合、その上司に退職の意思を伝えるのは精神的にも困難です。
そのようなときは「別の上司に提出してよいか」「人事経由で話を進めたい」などと申し出ることで対応が可能です。
もっとも、直接の上司に退職の意思が伝わることでパワハラ・セクハラを行ってくることが予想されるので、このような場合には退職代行を利用するほうが良いでしょう。
同僚が心配なら引き継ぎをして退職する
「自分が辞めると同僚の負担が増えるのでは」と心配して退職を言い出せない人もいますが、自分の人生を犠牲にしてまで職場に気を使う必要はありません。
とはいえ、責任感から辞めるのをためらっている場合は、可能な範囲で丁寧に引き継ぎを行うことで、周囲への影響を最小限に抑えられます。
引き継ぎに関して具体的には、下記を行っておくのが有効です。
- 業務マニュアルの作成
- 後任者への直接引き継ぎ
- 社内チャットや共有フォルダに資料をまとめておく
これにより「迷惑をかけて辞める」という罪悪感を軽減できます。
とはいえ、会社の業務が滞りなく引き継がれるかどうかはあなたではなく会社が責任を持つべきことですので、自分の人生を優先するようにしましょう。
この場合、後ろ髪引かれる気持ちにならないためにも退職代行を利用するのがおすすめです。
自分で退職を伝える時のコツ
退職の意思を自分で伝える場合、伝え方や準備次第でスムーズに話が進みやすくなります。
ここでは、退職を伝えるときに意識しておきたい3つのポイントについて解説します。
退職代行を使わずに自分で話を進めたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
退職のルールを把握する
まずは法律や会社の就業規則における退職のルールを把握しておくことが重要です。
民法627条では、2週間前に退職の意思を伝えれば退職が成立すると定められています。
ただし、会社ごとに「1ヶ月前までに申告」などの就業規則がある場合もあります。
この場合法律が優先されることになるのですが、退職トラブルとなる可能性があるため、会社のルールに従って退職するのが良いでしょう。
もっとも会社で辞めづらくするために会社のルールを定めていることもあるので、このような場合には民法のルールをもとに退職しても構いません。
会社はこれを拒否できず、たとえ損害賠償を払え・かわりの人を連れてくるまで辞めさせない、と主張しても耳を貸す必要はありません。
これらの理由で退職できないようにしようとするのはよくある手段なので、退職代行を利用してしまうことも検討しましょう。
有給が残っている場合は利用することができます。
有給については忙しい場合には会社は時季変更権を使って別の時期にしてもらうことができるのですが、退職が決まっている場合には退職予定日より後に時季変更権によって変更することはできないとされています。
退職する際の有給消化に関してはルールなど含め別記事で詳しくまとめてありますので、参考にしてください。
退職の意思は直属の上司その上に伝える
退職の意思を伝える相手は基本的に直属の上司が一般的な慣習です。
退職届(または退職願)を用意して、まずは口頭で意思を伝えたうえで文書を提出するのが一般的です。
ただし、直属の上司がパワハラの加害者であったり、退職の話を過去に無視された経験がある場合は、その上の上司や人事部に直接申し出ても良いでしょう。
あくまで直属の上司に申し出るのは慣習に過ぎず、法的には会社に伝わる方法であれば何でも構いません。
できるだけ正式なルートで伝えることがトラブルを防ぐコツです。
最終的に誰が退職の承認権限を持っているのかも会社によって異なるため、確認しておくと安心です。
仕事を辞めたい理由を考えておく
退職を切り出す際には、納得感のある理由を用意しておくと引き止めにあいづらくなります。
「通勤が辛い」「朝起きられない」といった個人的な理由でも問題ありませんが、それらをそのまま伝えると「それくらいで?」と軽く扱われてしまい、転職の申し出にきちんと向き合ってもらえない可能性があります。
そのため、以下のような退職の理由を用意しておくことが効果的でおすすめになります。
- キャリアアップのために転職したい
- 他にやりたいことが見つかった
- すでに別の会社から内定をもらっている
- 家族の事情で働き方を見直したい
- 健康上の理由で続けるのが難しい
本音と建前をうまく使い分けて、スムーズに退職を伝えられるようにしておきましょう。
それでも退職を断られたり、引き止められてしまう場合もあります。
ですが、記事の中でも解説したとおり、自分の人生ですので会社に捧げる必要はありませんので、強い意志を持って退職を伝えるとよいでしょう。
退職代行を使って仕事を辞めるのがおすすめ
退職の意思を自分で伝えるのが難しい場合は、退職代行を利用するという選択肢があります。
特に、パワハラ・セクハラを受けている、引き止められるのが目に見えている、会社に行くことすら精神的にきついという場合には、無理をせず退職代行を活用するのがおすすめです。
最近では退職代行サービスも一般化し、利用者の多くがスムーズに退職を実現しています。
退職代行を使って退職をした人の中には、やはり会社の雰囲気が退職を言い出せる環境になかった、パワハラによって退職ができなかったなどの口コミもありました。
その他の口コミは退職代行を使った口コミで別記事にまとめてありますので、ぜひ退職代行の利用を検討している場合は参考にしてみてください。
退職代行を利用して退職することには次のようなメリットがありますので、それぞれ解説していきます。
- 会社に出社しなくても良い
- 有給消化して退職することが可能
- 必要書類も自宅に送付を依頼できる
- 転職先の斡旋をしてくれる退職代行もある
会社に出社しなくても良い
退職代行を利用すると、会社に出社せずに退職することが可能なので、職場の雰囲気が悪いから言い出せない、上司や同僚からの目が気になるという場合は非常におすすめです。
退職したいことを依頼をすれば、退職代行業者があなたの代わりに会社に退職の意思を伝えてくれるため、直接顔を合わせたり、精神的な負担を感じる必要がありません。
会社側の対応次第にはなりますが、依頼したその日から出社不要となり、以降の連絡も退職代行業者経由となるため、ストレスを大幅に軽減できます。
精神的に限界を感じている場合には、無理せず専門のサービスを利用するのがおすすめです。
有給消化して退職することが可能
退職代行を利用することで、有給休暇を消化してから退職することも可能です。
自分で有給取得の交渉をするのが難しい場合でも、労働組合や弁護士が運営している退職代行であれば、法的な根拠をもとに有給取得を会社側に交渉してくれます。
有給を使って休んだまま退職日を迎えることができれば、心身を休める時間も確保でき、収入も確保することが可能です。
未消化の有給が残っている場合は、退職する際にぜひその活用も視野に入れることがおすすめとなります。
必要書類も自宅に送付を依頼できる
退職後に必要となる離職票や源泉徴収票、年金手帳などの書類も、退職代行業者を通じて会社に送付を依頼することができます。
実は辞める人への嫌がらせとして、これらの書類を送らない会社も居て、そのやりとりをするためにストレスを受けることもあります。
私物が会社に残っている場合でも、着払いなどで自宅に送ってもらうよう業者が伝えてくれます。
逆に会社から支給されている備品を返却する必要がある場合も、業者が間に入って対応してくれるので、本人が会社とやり取りをする必要は一切ありません。
もっとも法律上の権限の問題で労働組合や弁護士が運営している退職代行でないと書類や私物のやりとりはできないので注意しましょう。
転職先の斡旋をしてくれる退職代行もある
退職後の不安として「次の仕事が見つかるかどうか」がありますが、退職代行サービスの中には、転職支援をセットで提供しているところもあります。
求人紹介や履歴書の添削、面接対策なども対応してくれるため、すぐに仕事を探したい人にとっては大きなメリットになります。
特に、会社の雰囲気や上司や同僚からのパワハラやセクハラで退職したい場合は、転職サポートも一緒に依頼するといいでしょう。
退職を言い出せない時の対処法まとめ
退職を言い出せない理由は、人それぞれです。
パワハラやセクハラといった深刻なものから、周囲に迷惑をかけたくない、引き止められそうで怖い、といった心理的なプレッシャーまで、背景はさまざまです。
しかし、退職は誰にでも認められた権利であり、無理して我慢を続ける必要はありません。
また、自分で退職を伝える場合も、退職ルールをしっかり把握したうえで、信頼できる上司や人事に伝えることで、スムーズに進められる可能性があります。
退職理由もきちんと整理しておけば、引き止められにくくなります。
しかし、それでも退職を言い出せないような場合には、出社が必要なくなり交渉窓口にもなってくれる退職代行の利用を検討しましょう。
イマスグヤメタイでは、相場よりも料金を抑えて退職代行を利用することが可能です。
労働組合運営のため、有給消化などの交渉も可能で、転職サポートも行っております。
もしも、退職を言い出しにくい、会社を辞めたいけど引き止められたり、断られたりしている場合は、まずは下記より無料でご相談してください。