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2025.01.14

退職代行で看護師を最短で辞める方法|体験談やよくある質問も紹介

この記事では、退職代行の中でも看護師の方におすすめのサービスを紹介します。

「退職代行サービスなら看護師も即日退職できるの?」
「看護師が退職代行を使った体験談を知りたい」
「退職代行サービスで看護師におすすめなのはどこ?」

などが気になる方の為に、退職代行を利用した看護師の体験談や、退職代行のデメリットやメリットについても解説します。

退職代行サービスを使った看護師の体験談を紹介

退職代行サービスは、一般会社員の方だけでなく、看護師の方も利用できるサービスです。

「民法第627条」には、以下の通り定められています。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
2 期間によって報酬を定めた場合には、使用者からの解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
3 六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三箇月前にしなければならない。

引用元:e-Gov

退職はいつでも申入れできて、2週間経てば雇用契約は終了すると決まっています

退職までの2週間についても、有休消化や欠勤などで対応し、職場に行く必要はありません。

看護師として働いている職場や業務内容に不満があったり、人間関係でストレスを抱えているなら、心機一転、新しい環境へ職場を変えた方が、状況が良くなる場合があります。

退職して新しい病院や、看護師以外の仕事を考えていても、人手不足などで強い引き留めにあい、なかなか辞められない看護師の方も多いのではないでしょうか。

退職したいのに辞められないからと、看護師をばっくれるぐらいなら退職代行を利用した方が良いでしょう。

現在は退職代行サービスを利用して、サッと退職する看護師の方も増えています。

次からは、実際に退職代行サービスを利用して退職した看護師の体験談・エピソードと、看護師を辞めたい理由について紹介します。

退職代行サービスを利用して看護師を退職した方の、利用した理由やその後の感想など、ぜひチェックしてみてください。

退職代行を使った方が看護師をばっくれるより安心して辞められる

まずは、実際に退職代行を使った看護師の方の体験談をご紹介します。

命を預かる現場で働く看護師のプレッシャーは大きく、人間関係が嫌でも急には辞められないと思い込みやすいものでしょう。

辞めたくても辞められないままだと、心身に不調をきたして結果的に最良の判断ができず「ばっくれた」という看護師の方もいます。

しかし、単純に職場に辞めると伝える事が難しいのであれば退職代行サービスを利用したら簡単です。

看護師になって仕事にやりがいはあったものの、ネチネチした女性関係のトラブルやいじめみたいなものがありました。

辞めたくてもシフトは決まってるし、そもそも人が足りない中で回してたので夜勤や準夜などに穴をあければ迷惑かけるのがわかってて辞められずにいました。

もういよいよ嫌気がさして、ばっくれようかと思っていた所で退職代行サービスというものがあると知り、色々調べて利用する事にしました。

自分では辞めたいという勇気も出ず、ばっくれるという無責任な事もできないので、お金を払って誰かが言ってくれるというだけで気が楽になり、結果、身体症状等による診断書を出して辞める事ができました。

もしばっくれてたら、もっと強い罪悪感でもっとダメになってたかもしれないと思うと、退職代行を利用してよかったと思います。

人間関係での精神的ストレスは、心身の健康に繋がる大きな要因です。

看護師という仕事柄、責任感により我慢してしまい、辞めたいと考え始めてから長期間、勤務を続ける方も多くいらっしゃいます。

こちらの看護師の方は、一時はばっくれるという事も頭に浮かんだものの、退職代行を利用されました。

退職代行を利用して我慢せず辞めるのが、気持ち的に楽になれると感じたようです。

看護師を1週間で退職した

就職してから職場の雰囲気や環境に馴染めず、悩んでいました。

自分から退職の話をした場合、噂好きの人たちがすぐに言いふらすのではないかと気になってしかたありません。

退職を切り出すことで、自分のいないところで周りから噂話をコソコソとされて、もしそれが自分の耳に入ったらと思うと精神的にもきつく自分から辞めたいと言う勇気がありません。

まだ入ったばかりで周りに相談できる看護師の同僚や友人もいなく、一人で考え込んでいた時に「看護師 退職」で検索し、この退職代行サービスを見つけました。

退職代行サービスの利用者の口コミ見ていたら私と同じ看護師の人や似たような境遇の人が多くいて、自分だけが悩んでいたわけではないということが分かったのが嬉しかったのと、その人たちが退職代行で円満に即日退職をしているのを見て、これなら自分の噂を聞くことも辞める理由をしつこく聞かれることもなく退職できるかもしれないと思い相談しました

〜退職代行サービス側より〜

無料相談後、退職代行サービスを実施し、退職者様が即日退職を希望されている旨をお勤め先の医院へお伝えして即日での退職を了承いただきました。
また退職について退職者様やご家族への連絡もお控えいただけるようお伝えし、ご本人様への精神的不安が減るよう対応を行い、サービスご利用後、一度も職場の方と顔を合わせることなく退職手続きが完了いたしました。

引用元:わたしNEXT

開院から長い病院などは、勤務されている看護師の方々も長年勤めている方がいて、その病院独特の習慣や関わり方があるようです。

その関わり方に馴染めず辞めたいと考えていても、噂や同僚の対応が気になって言い出せない場合も多いでしょう。

退職日までの間に、同僚や上司と勤務を続けるのが苦痛で、退職代行を利用され、無事に退職できて肩の荷がおりたと感じたようです。

続いて、男性看護師の退職代行サービス利用について体験談を紹介します。

退職代行で看護師を即日退職できた

夜勤専門の看護師として病棟で働いているが、業務による動悸、息切れ、不眠等のうつ症状があり、退職したい。
規定で3か月前の申し出とあるが、精神的に限界なのですぐに退職したい

〜退職代行業者から勤務先への連絡〜
ご連絡したところ心身の不調についてどのような症状があるのか、診断書の提出を求められました。
シフトも決まっており月末まで働いてほしいと引き止められましたが、診断書を提出したところ業務による心身の不調であれば仕方がないとのことで退職を認めていただきました

引用元:退職代行SARABA

男性看護師の業務負担による体調不良ですが、激務の病院勤務などでは体調不良や、精神的に病んでしまう看護師の方も多いです。

限界を迎えてからの退職希望では、退職を申し出てからの勤務は辛いものがあります。

体調に異変があったり、心を病んでしまうと感じた時に退職代行サービスを利用すれば、すぐに退職できて病を悪化させずに済むはずです。

体調不良などの場合は、やむを得ない事情として、期限の定めがある仕事でも退職できると法律で定めがあります。

悩みながら続けてみるよりも、退職代行サービスへ相談してみるのがおすすめです。

看護師に関わらず、無断欠勤やバックレるのは社会人として避けるのが賢明です。

ただし直接退職を申し出ると、一度は引き留められる場合が多い傾向にあります。

直接であれば、引き留めに応じてしまう場合が多く、辞めたいと考えながらも辞められない状況が続いてしまうでしょう。

退職代行を利用すると、本人ではないため病院側の引き留めも無かったりと退職への合意が早い場合が多く、退職の引き留めにあって困っている場合には、退職代行サービスの利用をおすすめします

看護師を辞めたい理由(退職理由)

看護師として勤めていた方が、看護師を辞めたいと考える理由について、見てみましょう。

(引用元:マイナビ転職サイト

看護師を辞めたい理由で多いのは、次の5つとなっています。

看護師を辞めたい理由5つ
  • 人間関係でのトラブルや、人間関係でのストレス
  • 看護師以外にやりたい仕事が見つかった
  • 夜勤での勤務や体力を使う業務が多くて大変
  • 結婚や育児・介護など家庭の事情
  • 業務内容と給料が割に合わない

あなたが今、看護師を辞めたいと考えている理由も、この5つの中にあるのではないでしょうか?

どんな仕事でも、一緒に働く人との関係性が理由で辞める場合が多いです。

看護師の仕事では先輩後輩という上下関係や、現場を仕切る師長の存在など、会社員よりも人間関係に気を使う場合があります。

人間関係が原因だと、退職を申し出る相手の師長や上司、人事担当者などへ辞めたいと言い出しにくく、看護師を続けてしまう人も多いです。

また看護師以外の仕事がやりたい場合や、結婚や子育て・介護などプライベート面での理由で辞める場合は、直接退職を伝えても状況次第では時期を延ばされたり、引き留めにあいやすい理由と言えます。

夜勤や体力的な部分が退職理由の場合や、給料と業務内容が割にあっていないと感じたことを理由としてあげる方もいます。

実際に看護師として仕事を始めたばかりの方や、別の病院に移った方の退職で多い理由です。

勤務を始めたばかりで看護師を辞めたいと考えた時は、なかなか退職を言い出せない方も多く、不満を感じながら勤務を続けて様子をみている場合もあるでしょう。

看護師という責任ある仕事をされているので、患者さんの状況や人手不足、退職を伝えてからの勤務が気まずいなど、辞められない方も多い職種です。

「退職したい」の一言が言えず、悩みを抱えたまま働き続けても、良いことはありません

退職後の新しい環境へ、早く切り替えた方がスッキリし、ストレスが無くなったという体験談もありましたね。

もし辞めたいけど、伝えられないと悩んでいるなら、退職代行サービスの利用も検討してみましょう

退職代行を看護師が利用するメリット

看護師が退職したい時、退職代行を利用するメリットは大きく3つあります。

  • 病院独自の退職ルールがあっても退職できる
  • 合法的に即日で退職できる
  • 直属の上司に会わずに辞められる

病院では、就業規則で退職日までの期間が定められている場合があります。

また規則に載っていなくても、慣習として独自のルールで、退職希望者は上司との面談が必要であったりなど、退職したいと思っても行動に移せない看護師も多いです。

ここからは、退職代行を利用するメリットについて、それぞれ詳細を解説します。

退職を考えているけど、一歩が踏み出せない方。

退職代行を使うか検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

病院独自の退職ルールがあっても退職できる

看護師は、病院ごとに独自の退職に関する規定やルールが決められている場合がありますが、その場合でも退職の意思を伝えて2週間で退職可能です。

労働に関する規定として、企業などで独自に決められた就業規則よりも、労働基準法が優先されます。

労働基準法には、退職日に関する定めはなく、労働基準法よりも上位の法律である民法の第627条が適用される形です。

民法の第627条では「雇用の期間に定めがない時は、いつでも解約を申し入れることができ、解約の申入れから2週間経てば終了できる」とされています。

退職代行サービスでは、病院に対し上記の法律に基づき退職の意思を伝えるため、2週間後の退職または即日など、希望日での退職が可能です。

また期限の定めがある契約をしている看護師の方も、労働基準法第137条により、1年以上勤務していればいつでも退職できます。

第百三十七条 期間の定めのある労働契約(一定の事業の完了に必要な期間を定めるものを除き、その期間が一年を超えるものに限る。)を締結した労働者(第十四条第一項各号に規定する労働者を除く。)は、労働基準法の一部を改正する法律(平成十五年法律第百四号)附則第三条に規定する措置が講じられるまでの間、民法第六百二十八条の規定にかかわらず、当該労働契約の期間の初日から一年を経過した日以後においては、その使用者に申し出ることにより、いつでも退職することができる。

引用元:e-Gov

法律で定められているからと言って、なかなか自分で即日退職を申し出るのは言い辛く、了承をもらうのは困難でしょう。

そこで間に入って退職日の希望を交渉してもらえるのが、退職代行サービスの利用のメリットです。

看護師も合法的に即日退職できる

退職代行サービスなら、有休消化や欠勤での対応で、合法的に即日退職できます。

勤務先が、即日での退職に合意した場合は、当日付での退職が可能です。

看護師として勤務する方の中には、退職希望で翌日から出勤したくない場合もあるでしょう。

その場合、有給が残っていれば有休消化として出勤せず、実質即日で退職できます。

有休がない方や、2週間分も残っていない方も「欠勤」として出勤せずに退職日まで過ごせるように、交渉してもらうことが可能です。

有給以外でも、以下の場合は即日退職が可能となっています。

  • 体調不良の場合
  • 労働契約時の条件と、実際の勤務に相違がある場合

体調不良ですぐに辞めたい場合は、民法628条の「やむを得ない事由による労働の解除」に該当する可能性があります。

第六百二十八条 当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。

引用元:e-Gov

民法628条では、直ちに契約解除ができるとあり、看護師としての仕事が原因の場合は損害賠償の請求ができるとされています。

もしも勤務によって著しく体調を崩したなどの理由で辞めたいのであれば、損害賠償などの請求も視野に入れ、退職代行サービスも弁護士に対応してもらうのがおすすめです。

勤務内容が労働契約時と異なっている場合も、即日退職が可能な場合があります。

労働基準法第15条にある「労働条件の明示」です。

第十五条 使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。この場合において、賃金及び労働時間に関する事項その他の厚生労働省令で定める事項については、厚生労働省令で定める方法により明示しなければならない。
② 前項の規定によつて明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。
③ 前項の場合、就業のために住居を変更した労働者が、契約解除の日から十四日以内に帰郷する場合においては、使用者は、必要な旅費を負担しなければならない。

引用元:e-Gov

明示された労働条件が、事実と相違する場合、即時に労働契約を解除できる、とされています。

契約以上の勤務日数や、契約時に明示されなかった夜勤など、病院勤務の看護師には多い状況ではないでしょうか。

あまりにも過酷な勤務形態であれば、即日退職できる退職代行を利用し、環境の良い病院へ移る選択肢もあります。

直属の上司に会わずに辞めることができる

退職代行サービスを利用すると、直接上司へ退職の意思を伝える必要がないため、上司に会わずに退職できます

看護師の退職理由で、最も多いのは「人間関係」によるものです。

同僚との人間関係もあるでしょうが、1番は上司や先輩など目上の方との人間関係にトラブルが起こりやすいと言えます。

病院の場合は、退職前に個別の面談があったり、複数の上司へ退職の希望を伝えなければならない場合もあるでしょう。

関係性の良くない上司に、退職について直接話すこと自体、苦痛な方も多いですよね。

退職代行サービスを利用すれば、退職の意思を伝えるのを代行してもらえるので、直接退職を伝える精神的ダメージを大幅に減らせるメリットがあります

退職する職場の方とは退職後に会う必要はなく、陰口を聞くこともないので、退職代行を使って悪く思われないかなどを気にする必要はありません。

また退職の意思を伝えた後の、気まずい雰囲気での引き継ぎや、退職日までの出勤は気が進みませんね。

退職代行サービスなら、退職を伝えるだけでなく、今後出勤しないで済むように伝えてもらえます

人間関係でのトラブルやストレスで看護師を辞めたいなら、直接伝えなくて良い退職代行の利用はメリットも多く、おすすめです。

看護師が退職代行を利用するデメリット

退職代行サービスはメリットが多く、退職できずに悩んでいる看護師の方におすすめですが、デメリットもあります。

退職代行サービスを利用するデメリットとして、次の3点についての解説です。

  • 病院から引き留めの電話が直接かかってくる場合がある
  • 他の病院へ噂が広がるリスクがある
  • 退職代行を使う後ろめたさを感じる

デメリットについては、内容を理解し納得して利用するためにも、事前にチェックすると良いでしょう。

引き留めで病院から直接電話がくる場合がある

退職代行サービスの業者から、病院へ退職の意思を伝えても納得しない病院や、直接話を聞きたいと連絡してくる病院もあります。

退職代行サービスでは、本人へ直接連絡しないように病院に伝えますが、病院側が従わないことも稀にあるようです。

ですが退職代行を利用してから、病院から直接電話があっても出る必要はありません

病院から電話があった場合は、退職代行サービスの業者へ伝え、再度、連絡しないで欲しいと相談しましょう。

引き継ぎ資料や退職手続きに関するやりとりも、直接話す必要はなく、退職代行サービスで郵送の依頼や代理で聞いてもらえるので、電話に応じる必要はありません。

着信が多いとストレスを感じるので、頻繁に連絡してくるようなら着信拒否などで、気にならないようにしておくのがおすすめです。

退職代行を利用した事が他の病院に伝わるリスクがある

退職代行サービスを利用するデメリットとして、他の病院へ噂が広まるリスクがあげられます。

退職を検討している看護師の方なら、次の仕事についてどうするか決まっていますか?

今勤務している病院を辞めたいけど、次も別の病院で働きたいと考えている場合は、退職代行の利用について注意が必要です。

医療業界は横の繋がりや地域間での繋がりが強く、他の病院の看護師へも噂が広がる可能性があります

地域を変えずに近くの病院へ転職しようと考えている方や、同じ科の病院では噂により転職に悪影響がある可能性を考えて慎重な転職活動が必要です。

ただ現在は、看護師でも退職時に退職代行サービスの利用が増えていて、昔ほど大きく噂になることは減っていると言えます。

病院が変われば、人間関係や勤務内容など大きく変わり、良い環境で看護師を続けられる場合が多いです。

転職先は、エリアを変えたり繋がりのなさそうな病院を選ぶなど、看護師として働き続けるのにストレスや不安がない職場を探すのをおすすめします。

看護師以外の仕事に興味がある場合は、一度看護師という仕事を離れてみるのも良いでしょう。

看護師資格は一生ものですので、数年離れてからでも、また看護師として復帰が可能です。

看護師独特の職場環境に疲れたなら、別の仕事を経験してみる機会にするのも良い選択の一つと言えます。

退職代行を使うのに後ろめたさを感じる

退職代行を利用して退職するのは、良くないんじゃないかと気にしてしまいますよね。

仕事柄、責任感の強い看護師なら、特に退職の仕方として退職代行の利用をためらってしまうかもしれません。

また病院は長年勤めている方も多く、特に上の立場の方々は年齢も上がって、退職代行サービスへの理解がない場合もあるでしょう。

ですが現在では、退職代行サービスの業者も増え、看護師以外にもさまざまな職種で利用者が増えています。

また「退職すること」は、労働者に与えられた権利です。

退職代行サービスの利用を後ろめたく感じる必要はなく、退職代行は違法なサービスでもありませんので、利用して退職することは悪いことではありません

退職の意思を病院へ伝えることが難しい看護師の方や、明日から出勤したくない場合は、無断欠勤やバックレ、飛んで急にいなくなるよりも格段に良い退職方法です。

退職代行サービスの利用は、特に難しい手続きもなく、夜間や休日も対応してもらえます。

また退職代行サービスを審査する、日本退職代行協会の特級認定を取得した、安心の退職代行サービスもあります。

退職代行の利用に後ろめたさを感じるなら、女性の悩みに寄り添い、退職理由を理解してもらえる退職代行「わたしNEXT」がおすすめです。

次から退職代行を利用して辞めるまでの流れを解説しますので、合わせてチェックしてみてください。

看護師が退職代行を利用して辞めるまでの流れ

ここからは、看護師を辞めるために退職代行を利用したい場合に、利用の手順と退職までの流れについて見ていきましょう。

看護師退職までの流れは以下の通りです。

  1. 退職代行業者を選び、連絡する(事情を説明・相談)
  2. 退職代行サービスの内容を確認し、支払い
  3. 退職代行業者が勤務先へ連絡・対応を代行
  4. 退職完了
【①退職代行業者を選び、連絡する(事情を説明・相談)】

退職代行を使おうと決めたら、まずはどの退職代行サービスに依頼するか決める必要があります。

退職代行サービスで「辞めたい」と意思を伝える代行だけなら、料金の安い一般の退職代行サービスでも可能です。

ですが、未払いの給与や残業代がある方や、退職に関して訴訟など裁判が予想される方、不安がある方は弁護士が運営、監修している退職代行が1番安心と言えます。

また病院奨学金制度を利用中の場合も、退職後の支払いについて対応を弁護士へ依頼する方が安心です。

看護師を辞める際の利用に、おすすめの退職代行サービスはこちらで紹介しています。

自分の希望にあう退職代行サービスを選ぶのは、退職を成功させる1番の重要項目です!

退職代行サービスを選んだら、業者へ連絡します。

多くの業者が、LINEや問い合わせフォームから24時間連絡可能です。

必要事項を入力して送信すると、カウンセリングシートなどを使って、幾つか質問されます。

自分の状況や希望に対応できる業者か、確認も兼ねてしっかり伝えましょう。

【②退職代行サービスの内容を確認し、料金を支払う】

退職代行サービスの内容について確認したら、退職代行契約時に料金を支払うのが基本です。

退職代行サービスによって、選べる支払い方法が異なりますので、指示通りに支払います。

クレジットカード決済などであれば、深夜の依頼でもすぐに翌日対応開始してもらえる場合があります。

急いで退職したい方や、明日から出勤したくない方は、すぐに対応してもらえる支払い方法を選ぶと良いでしょう。

【③退職代行業者が勤務先へ連絡】

退職代行サービスで、入金が確認できたらすぐに対応開始です。

料金支払い後は、退職代行サービスが病院へ退職意思を伝え、退職に必要な段取りなどしてもらえます。

あとは退職代行サービスに任せ、指示される退職届けを書いたり、郵送するという対応だけです。

退職理由を長々と説明したり、引き止めに対応する必要がなく、とても簡単ですね!

退職代行サービスが病院へ連絡する際「依頼者へは直接連絡しないように」と伝えてもらえます。

退職代行を依頼してからは、病院から直接電話があっても対応しなくて良いですし、出勤もしたくない場合は、そのまま退職日まで欠勤や有休消化が可能です。

【④退職完了】

必要な手続きを済ませたら、晴れて看護師を退職となります。

基本的には退職代行サービスが連絡して、そのまま退職が受理される場合が多いですが、中には退職代行を認めなかったり、聞いていないと言われるケースがあり、注意が必要です。

病院へ内容証明郵便で退職届を送るなど、退職代行サービスの担当者と対策を取りましょう。

書類の手続きが終われば、離職票や年金手帳など必要なものを郵送してもらえるので、全て終われば無事に退職となります。

また退職代行を検討している看護師の中には、病院との間に「病院奨学金制度」を利用していて、お礼奉公中の看護師の方もいるかもしれませんね。

その場合も、退職代行の利用は可能です。

労働基準法第14条で、労働期間は3年までしか契約してはならないとされています。

第十四条 労働契約は、期間の定めのないものを除き、一定の事業の完了に必要な期間を定めるもののほかは、三年(次の各号のいずれかに該当する労働契約にあつては、五年)を超える期間について締結してはならない。
一 専門的な知識、技術又は経験(以下この号及び第四十一条の二第一項第一号において「専門的知識等」という。)であつて高度のものとして厚生労働大臣が定める基準に該当する専門的知識等を有する労働者(当該高度の専門的知識等を必要とする業務に就く者に限る。)との間に締結される労働契約
二 満六十歳以上の労働者との間に締結される労働契約(前号に掲げる労働契約を除く。)
② 厚生労働大臣は、期間の定めのある労働契約の締結時及び当該労働契約の期間の満了時において労働者と使用者との間に紛争が生ずることを未然に防止するため、使用者が講ずべき労働契約の期間の満了に係る通知に関する事項その他必要な事項についての基準を定めることができる。
③ 行政官庁は、前項の基準に関し、期間の定めのある労働契約を締結する使用者に対し、必要な助言及び指導を行うことができる。

引用元:e-Gov

お礼奉公でも3年以上の労働契約は無効とされ、退職は認められます。

支払いが無くなるわけではありませんが、退職して別の病院や別の業種へ転職すること自体は可能です。

ただし病院奨学金制度で、退職時に一括返済を求める内容がある場合や、他の規定で注意が必要な場合もあります。

病院奨学金制度の利用がある看護師の退職代行利用なら、もしもの時のために弁護士が対応してくれる退職代行サービス利用がおすすめです。

続いては看護師を辞める際の利用でおすすめの、退職代行サービス業者を紹介します。

希望する条件や、雇用形態などで自分にあう退職代行サービスをチェックしてみてください。

看護師の退職代行に関するよくある質問

退職代行を使ってみようと考えている方のために、看護師が退職代行サービスを使用するにあたって、よく疑問に思うことや不安になってしまうことをチェックしておきましょう。

ここでは、次のよくある質問について解説します。

  • 退職代行は弁護士に依頼すべきか
  • 看護師はバックレで辞めるとどうなるか
  • 看護師を辞めるのに、電話だけで伝えても良いか
  • 退職代行を利用したが、病院から直接電話があった場合どうすれば良いか
  • 退職代行を使った人は、その後どうなるか

看護師を辞めたいけれど、職場に言えないからバックレや無断欠勤なども検討しているなら、絶対におすすめしません。

バックレや無断欠勤などで、どうなるかも解説しています。

気になった質問について、確認してみてください。

看護師が退職代行を利用するなら弁護士にするべき?

退職代行で弁護士に依頼した方が良いのは、以下に当てはまる場合です。

  • 未払いの残業代請求や、パワハラ被害で慰謝料請求を考えている方
  • 在職中のトラブルにより、病院側から損害賠償請求される可能性がある方、または不安な方
  • 退職に関して、法的な問題やトラブルになる可能性がある方

上記に該当すると感じる場合は、費用が高くなってしまいますが、弁護士が運営、監修している退職代行に依頼しておくと安心です。

上記には該当せず、退職で裁判やトラブルになる可能性が低いなら、一般の退職代行業者を利用する方が安く依頼できておすすめです。

看護師を突然退職したりばっくれるとどうなる?

看護師として勤めている病院などに、退職の意思を伝えずバックレた場合、勤務先から「懲戒解雇」とされる場合があります。

退職にも色々と種類がありますが、働いている側の理由で退職する「自己都合の退職」と違い、懲戒解雇は会社側から「懲戒処分として解雇された」となります。

懲戒解雇された場合は、退職金も受け取れなかったり減額になるだけでなく、次の勤務先に懲戒解雇になった旨を伝えなければいけません

どうしても明日から出勤したくない場合や、病院側と退職について話すのも嫌なら、バックレたり飛んだりではなく、費用はかかりますが退職代行を利用して合法的に辞めるのが断然おすすめです。

有給や退職金など、主張できる権利がある場合も、バックレてしまうと権利を失ってしまいますが、退職代行なら代わりに請求してもらえる業者もあります。

退職代行を利用したら看護師でも即日退職できる?

看護師に限らず、退職代行を利用して即日退職する事は可能です。

ただし、退職代行で退職の意思は伝えられても、退職手続きを取ることはできません

その後の退職願の提出、病院側での退職手続き、保険証などの対応があります。

退職代行では、事務手続きを郵送で対応するように依頼してもらえ、退職願についても用意してもらえたり、手続きのサポートがある業者もあります。

退職を伝え、事務手続きなどその後の対応も病院へ行きたくない場合は、即日退職と同様に病院に出向く可能性がなくなる退職代行サービスの利用がおすすめです。

病院から電話がありました。どうすればいいですか?

退職代行を利用したら、病院から電話があっても対応する必要はありません

退職代行業者は、病院へ退職の意思を伝える際「本人への連絡はしないでください」と伝えます。

中には、すぐに直接電話してくる病院もあるでしょう。

また数日後などに、病院から直接電話がかかってくる場合もあるようです。

しつこいようであれば、利用した退職代行業者へ伝え、再度連絡しないよう伝えてもらうのが良いでしょう。

退職代行を使った人はその後どうなりますか?

退職代行を使って退職した場合、トラブルやストレスから解放され、精神的に楽になる方が多いです。

退職代行は直接病院側と話す必要がなく、退職にかかる心の負担も軽いと言えるでしょう。

また退職した後の病院内では、色々と言われる場合もありますが、退職代行を利用した後は出勤する必要もないので、心配無用です。

退職した病院でのことを考えるよりも、前を向いて次の仕事へ気持ちを切り替え、退職後のことを考える時間にしましょう。

退職代行なら、無断欠勤を続けて懲戒解雇になることもありませんし、合法的に退職手続きしてもらえるので、病院側から訴えられる心配もありません。

退職代行サービスを利用した看護師の、リアルな体験談はこちら